なんでもブログ

電通の高橋まつりさんの問題を契機に、一気に長時間労働、違法残業に対する世間の目が厳しくなった。
うちの会社も、客先会社も残業に厳しくなった。
それ自体はいいことだと思う。
が、高橋まつりさんの自殺は本当に長時間労働による過労のせいだったのかは個人的には疑問。

私自身、トラブルプロジェクトのヘルプとして、月120時間残業、1ヵ月の休みは1日もなし。
というようなのを経験してる。それも何回も。けど生きている。
4時間程寝て、ご飯食べてたら、120時間残業したくらいでは人間は死なない。

個人的には、どんなに忙しいプロジェクトだろうと、人間関係がいい現場だと対して苦痛ではない。
いや、辛いは辛いですが、もう仕事行きたくないと思うような鬱状態になるようなことは少ない。
しかし、人間関係が悪い現場だと120時間残業とか関係なく、毎日定時帰りだとしても辛い。
もう仕事行きたくないと思うようになることも多々ある。

高橋まつりさんの自殺についても、長時間労働が原因というよりも、人間関係のせいなのではないかと思う。
なので、電通が残業に対する姿勢を改めたところで、プロジェクト内の人間関係を改善する取り組みを行わないと全く意味ないと個人的には思う。
社員1人1人が高学歴で、エリート意識が高そうなので、改善は難しいんでしょうけど。